今回は、「酢を食卓において調味料として使う」をお伝えします。
酢は昔から魚介類、肉、野菜と様々な食品と相性がよく、料理の味を引き立てます。
米や穀物を原料にして作られる日本の酢は、日本食になくてはならない調味料ですが、実はダイエットにも
重要な役割を果たすことが分かっています。
酢に含まれる酢酸も、糖質の消化吸収を遅らせる働きがあるので、酢の物や酢を利かせたドレッシングをかけて食べるサラダだけではなく、揚げ物・焼きそば・野菜炒め・あんかけそばなどにも調味料として使えば、ダイエットサポートとして有効です。
また、ダイエット中は濃い味付けよりも、薄い味付けが望ましいので、物足りなさをカバーするのに最適です。
「ミツカン中央研究所」の臨床実験によると、酢の成分である酢酸には、脂質の合成を抑制しながら、体脂肪の燃焼を促進する働きがあることがわかりました。
さらに、酢酸には血圧やコレステロール値を下げる効果があり、メタボリックシンドロームの改善に有効と結論づけています。
ただし、摂取をやめると脂肪は元の水準に戻ってしまうため、継続的に摂取することが重要です。
次回は、「食前に牛乳1杯、乳製品を上手に活用しよう」をお伝えします。
参考資料
永田孝行著 永田式 行きつく先のダイエット
永田孝行著 Diet Basic Book
永田孝行監修 【超実践版】低インシュリンダイエット食品別 GI値 早わかりハンドブック
2022-03-25 19:21:09
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